ベインキャピタル、withの持分約11%をTybourne、アカツキ、きらぼしキャピタルに譲渡

MARCH 14, 2022

ベインキャピタル広報担当:河上

  • 080-8496-0851

ベインキャピタル、withの持分約11%を
Tybourne、アカツキ、きらぼしキャピタルに譲渡

Bain Capital Private Equity, LP (そのグループを含み、以下「ベインキャピタル」)は、本日、株式会社with(以下「with」)の持分約11%をTybourne Capital Management(本社:香港、呼び名:タイボーン・キャピタル・マネジメント、以下「Tybourne」)、株式会社アカツキ(以下「アカツキ」)、きらぼしキャピタル株式会社(以下「きらぼしキャピタル」)に譲渡したことを発表しました。なお、譲渡額については公表していません。

本取引に続く一連の取引の実行により、withはイグニスグループから分離され、ベインキャピタルがwithの持分約49%、イグニスグループの創業株主が同約39%保有いたします。

ベインキャピタルとイグニスグループの経営陣は、事業環境が異なるマッチング事業とエンターテック事業それぞれに経営資源の最適化を追求し、各事業の企業価値全体を向上させるため、2021年4月にMBOを行いました。
マッチング事業を営むwithをイグニスグループから分離することによって、今後は、マッチング事業はwithにおいて、エンターテック事業を含むその他の事業はイグニスグループにおいて、それぞれ独立して運営されます。

withが提供する恋愛・婚活マッチングサービス『with』は、MBO実施以降、2021年 オリコン顧客満足度®調査 恋活・婚活マッチングアプリ 第1位を獲得、累計登録会員数も600万人(2022年1月末)を突破するなど、“価値観分析×テクノロジー”を軸とした体験設計により高い評価を頂いております。
今回、Tybourne、アカツキ、きらぼしキャピタルがwithに資本参加することで、今後、更に経営陣、株主一丸となりwithの上場を目指してまいります。



ベインキャピタルについて
ベインキャピタル(http://www.baincapital.com)は、経営のパートナーとして事業のバリューアップ支援に注力する世界最大級の投資会社であり、総額約 1,200億ドルのファンドを運用しております。1984 年の創業以来、さまざまな業種にわたり、世界中で約300社のプライベートエクイティ投資、追加的投資を含めると約1,000社を行っており、事業会社・経営コンサルティング会社・投資銀行・弁護士など様々なバックグラウンドを持つ約550 名の専門家チームが企業への新規投資や既存投資先の経営支援に従事しています。ベインキャピタルは、本社をボストンに置き、東京、香港、上海、ムンバイ、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン、ミュンヘン等に拠点を有しています。

Tybourneについて
Tybourneは、香港とサンフランシスコを拠点としながら、世界中の上場および未上場市場において構造的成長性のある企業に対して、長期的な視点で投資活動を展開しているグローバルファンドです。成長が期待されるスタートアップのレイトステージにおいて潤沢な資本、グローバルな知見・ネットワーク、エクイティストーリー作成を含めた上場に関する見識を提供すると共に、上場後も長期的に成功するためのサポートをしています。

アカツキについて
アカツキは「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」をミッションに、「ゲームを軸としたIPプロデュースカンパニー」として事業を展開するエンターテインメント企業です。これまでエンタメ・ライフスタイル領域を中心に58社、約60億規模の投資を実施しています。2022年4月より50億円規模の新ファンド「Dawn Capital」の運用を開始し、人々の心を動かすサービスやプロダクトを生み出すスタートアップへの投資体制をより一層強化してまいります。

きらぼしキャピタルについて
きらぼしキャピタル株式会社は2018年9月3日に東京きらぼしフィナンシャルグループの100%子会社として設立され、業務を開始致しました。首都圏を地盤とする地域金融機関のグループの一員として、首都圏の中堅・中小企業のお客様のビジネスのステージとニーズに応じた資本面の解決策を提供しています。また、事業特性の調査と長期的視野に基づくお客様との対話により、運営いたしますファンドを通じて、新たな発展と持続的成長の応援をしています。

イグニスグループについて
イグニスグループは銭錕(せん・こん)氏が2010年に設立し、2014年に東証マザーズに上場を果たした企業です。MBOにより、2021 年6月 30 日をもって上場廃止となりました。同社の事業は、株式会社withが提供する恋愛・婚活マッチングサービス『with』を主要サービスとして展開する「マッチング事業」とVR(Virtual Reality)によるライブプラットフォームの運営やタレント等の発掘・育成・プロデュースを展開する「エンターテック事業」を主軸としています。