ベインキャピタル、インフロニアヘの日本風力開発の売却を完了

JANUARY 31, 2024

ベインキャピタル 広報担当 河上

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Bain Capital Private Equity, LP (そのグループを含み、以下「ベインキャピタル」)は、本日、

総合インフラサービス企業であるインフロニア・ホールディングス株式会社(以下「インフロニア」)への日本風力開発株式会社(以下、「日本風力開発」)の全株式を所有するJWDホールディングス3株式会社の株式、複数の事業用SPCに対する匿名組合出資持分及び契約上の地位及び権利義務の売却を完了いたしました。ベインキャピタルは、2023年12月12日、JWDホールディングス3株式会社の株式、匿名組合出資持分及び契約上の地位及び権利義務を約 2,189億円(1,527百万ドル)でインフロニアに売却する最終契約を締結しました。

ベインキャピタルは2015年に日本風力開発に初めて投資し、日本の極めて重要な風力発電市場において、陸上事業を大幅に強化するための多大なリソースと運営上並びに戦略的な方向性の提供に貢献しました。その結果、日本風力開発は、国内外に約300基の風力発電所を保有し、総発電容量約570メガワットを擁する国内トップの独立系風力発電事業者としての地位を確固たるものとしています。日本風力開発は、日本の化石燃料からクリーンエネルギーへの移行における主導的な役割を果たし続けています。

ベインキャピタル日本代表兼アジア統括共同責任者である杉本勇次は、次のように述べています。

「私たちは、日本の陸上・洋上風力発電プロジェクトの開発・運営・保守における、まさにリーダーを目指す日本風力開発の歩みをサポートしてきたことを誇りに思います。日本風力開発が成し遂げた進歩と革新は、より持続可能な未来を構築するための転換という点で日本による注目すべき一歩を意味しており、インフロニアはこの重要な取り組みを継続するための最良のパートナーであると確信しています。」

インフロニア・ホールディングス株式会社代表執行役社長兼CEOの岐部一誠は、次のように述べています。

「日本風力開発は、インフロニア・ホールディングスの完全子会社となり、前田建設工業、前田道路、前田製作所と並ぶ重要な事業子会社の1社となります。互いに保有している風力発電事業に関するケイパビリティや強みを補完・相互活用することにより、一気通貫で再生可能エネルギー事業を広く展開できる唯一無二の集団となることができると確信しております。今後更なる拡大が見込まれている風力発電市場において、名実ともにナンバーワンの企業グループとして、カーボンニュートラル実現に向けたあらゆる社会課題を解決するとともに、共に成長してまいります。」

 

ベインキャピタルについて

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